考えるタネと物のミカタ

たくさんの物の見方から、考えるタネが生まれて

2016-05-08から1日間の記事一覧

哲学書として読みたい『教団X』

中村文則さんの『教団X』について。 私にとってのこの小説は、哲学的な視点つまり私たち人間がどこから来てどこへ向かうのか、私たちは何者かといった考えに対する一つの考え方をまとめてくれた小説という意味で、読んで非常によかったと思う作品である。 多…