「庭いじり」
こんなもは老人になってからやるもんだとばかり、思っていた。
でもよくよく考えてみたら、私には定年退職なんて無いだろうし、身体が不自由になってからじゃ、元も子もない。
だから、今年の8月から始めた。
始めたといっても、どこから手を加えていいか分からないから、家にあったカマで手当たり次第に刈ってみた。もちろん、根っこはそのまま。見た目がさっぱりスルことが重要。
あまりにも、スッキリしたもんだから、いい気になって、これもまた家にあった刈り込みバサミで、ツツジだかサツキだかをバッサバッサと刈ってみた。これは後 で造園業を営んでいる友人に聞いたのだが、この時期にツツジとかサツキを刈ってはNGとのこと。翌年花は咲かないみたい・・・
あまりにもショックで、やっぱり知識をつけようと思って、本を買った。
そして、せっかく生きてきた雑草も大事にしたいし、食べれるもので溢れた庭だったらいいなと思い、もう一つ購入。
こういう話をしたら、「ご隠居ですか!?」と言われますが、ご隠居になったらこんな活発に動けませんよ。
やるならいましかねぇ。
「庭いじり」って何がいいって、人それぞれだと思いますけど、私の場合「土作り」をしたいとおもっているのです。植物にとっての土は、人間にとって母の胎内と も言えると思う。それを時間かけて作りこんでいくことは、大げさかもしれないけど、地球と会話するとか、そういうものに近いと思うのです。