考えるタネと物のミカタ

たくさんの物の見方から、考えるタネが生まれて

【エッセー】笑顔で前進するのみ

いつも支えになっていた人が亡くなったその時、
悲しみを感じる。


だがやがて、悲しくなくなる。

慣れるのか?忘れるのか?


新しい過去で、思い出が薄まっていく。

ふと、思い出したとき。やっぱり胸が苦しくなる。


でもね、相手は苦しくなんかなんないんだよ。

ふと思い出して、勝手に苦しくなるなんて、自分勝手だ。
悲しくするなら、いつもずっと悲しくしていろ。


できないなら、思い出を心の支えに、
笑顔で前進するのみ。