今年2015年11月21日に映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』が上映される。
原作サン=テグジュペリの「星の王子さま」はあまりにも有名だし、ほとんどの人が一度は読んだことがあるだろう。といい たところだが、私自身一度も読んだことがない。昔は、女の子の読む本だと思ってたし、大学生の頃は子どもが読む本だと思ってたし、大人の今になっても今更感があって手を着けずにいたわけだ。だが、どうもとってもいい話らしい。
今まで「星の王子さま」を読まなかった理由
私の場合サン=テグジュペリは、「人間の土地」を読んでしまったからそのイ メージの方が強い。翻訳が堀口大學ということもあってか、内容はずっしりと重く、文体は硬くて読むのに一苦労するイメージだ。でも訳者は違うし挿絵があるし、 読みやすいんだろう。タイトルも「星の王子さま」だし。そう、そもそも邦題が今まで読むのをためらわせた理由でもあったと思う。原題が「Le Petit Prince」で、英題が「The Little Prince」それが邦題になると「星の王子さま」ですからね。普通に日本語訳にすれば「小さな王子」ですよ。それが、「星の王子さま」ですから。もっ と言えば、「様」じゃなくて「さま」ですから。もっと身近に、もっと子ども達にも親しみやすくという意味では、確かに素晴らしい邦題だと思う。
「星の王子さま」を英語でチャレンジ
さて、今までこの作品を読んでこなかった理由を立て続けに言ってみたところで、ではどうするかということだが、今まで読んで来なかったことを正当化したい がために、今回この作品を英語から読んでみようと思う。流石にフランス語からは無理なので、語学勉強も兼ねて英語でチャレンジしてみたいと思う。
ということで別記事でも書いたように、先日ニューヨークに行った時に買ってみた。
私が買ったのは、よくある表紙の絵が星の上に立っているものではない。理由は特に無く、本屋さんにこれしかなかったからだ。
英語で読んだ後、日本語版で確認をしてみたいと思う。新潮文庫から出ているのは河野万里子さんの翻訳。 集英社文庫から出ているのは、池澤夏樹さんの翻訳ですね。この際だから、翻訳の違いも含めて読み比べてみたい。
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