考えるタネと物のミカタ

たくさんの物の見方から、考えるタネが生まれて

イノベーションするための斬新なアイデアはこうやるの

 アイデアと一口にいってもなかなか難しいです。私が前に教わったのは「アイデアとは既存のモノと既存のモノの新しい組み合わせである」ということです。どうも、これは1940年に発刊されてから70年以上も読まれ続けている「アイデアのつくり方」の著者ジェームス・W・ヤング氏の言葉でだそうですね。

 

アイデアを出す方法の一つ:カラーバス

 アイデアを出す方法として、色々な手法が開発されています。その中で、カラーバスというのがあります。英語でいうとColor Bathです。心理学の言葉で、意識すると関係する情報が入ってくるということで、朝のニュースでラッキーカラーが「青」ときくと、必要以上に青いモノが目にはいってくる、そういう事です。アイデア出すためには、一つの色を選択して、その色縛りで身の回りにあるモノをピックアップしていきます。そうすると、普段の生活ではありえない組み合わせが生まれてきます。例えば「オレンジ」と決めます。今、家の食卓の上で記事を書いていますが、私の周りにあるオレンジ色のモノは、旅行用小物いれ、ノートパソコンのケース用のゴムバンド、メモ帳(Rhodia)、紙袋、蛍光ペン、等など。これらのモノを組み合わせてみる。メモ帳と紙袋・・・ありそうですね。ノートパソコンのケースと紙袋=紙袋風のPCケース(これもありそう)・・・こんな具合に既存のモノと既存のモノの新しい組み合わせを考えていくことで新しい発見がありそうです。

 

アイデア出し向けiPhoneアプリ「ideaRainbow(アイデアレインボー)」

 ideaRainbow「アイデアレインボー」は色を指定するとiPhoneの中にある写真の中からその色が使われている写真を2枚ピックアップしてくれるもの。メモを付けて保存もできるので、アイデア出しに役立ちそうです。ただし、iPhoneの中にある写真が多ければ多いほど、写真ピックアップに時間がかかります。

 

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 ※アプリトップ画面と写真ピックアップ後画面