考えるタネと物のミカタ

たくさんの物の見方から、考えるタネが生まれて

文章を書くということ。2ヶ月間書いてみて分かったブログのメリット3ポイント

 ブログを書き始めて2ヶ月ほど経ちました。今のところ毎日1記事はアップできるように心がけています。ブログを書かれている中には、ブログを収入の一部と考えている方もいらっしゃるだろうし、日記ついでと考えているかたもいらっしゃるだろうし、アクセス数をとことん追求する方もいるだろうし、メモ用途な方もいらっしゃると思います。私は理系で国語が赤点だったほど文章が下手で、読書感想文が大の苦手だったので、25年越しで重い腰を挙げて今文章力を磨こうと努力している所です。アクセス数が気にならないといえば嘘になります。でも皆が興味のあるトピックを敢えて選んで書こうと思ったことはありません。自分が興味ない物では嘘の記事になってしまいますので。

 今書いているのは、自分の感情の襞の間に埋もれている小さな気持ちの粒を一つ一つ拾って、虫眼鏡で拡大してみたことを一つの記事にしているようなものです。なんでそういう感情になったのかを紐解いていくようなものです。ブログにたどり着くのはGoogle検索からのアクセスが多いということですので、検索された方の問題解決となるブログが評価されるブログなのでしょうけれども、私の場合は自分の感情を書いていることが多いので、正直ほとんどの方は興味がないと思いますし、Google検索に引っかかることもないと思います。アクセス数はたまに100を超えることがあるぐらいで平均して毎日20〜30くらいです。そんな中でもいつも読んで頂いて☆を送ってくださる方がいらっしゃる事はとても嬉しことだと思っています。本当に有り難うございます。会ったことも無い方とアクセス数や☆の数で気持ちを共有できたと思えるのは大変に嬉しいことです。

 ブログを書いていてよかったなと思うことがありましたのでここで整理をしておきたいと思います。

 

浅く広い知識が、深く広くなった

 私は文章が正直いって苦手です。昔からメモを取らない。取らないから記憶に残らない。残ったとしても浅いから、周りからは浅く広い知識と言われてきました。岡潔さんの言葉「言葉で言いあらわすことなしには、人は長く思索できない」にあるように、言葉にならない感情や経験を自分の言葉に落とすと、更に進んだ考えを持つことができて物事について深く触れることができるようです。ブログを初めてからは、書いているうちに気になることはどんどん調べていきます。浅く広い知識に根がはったような気持ちです。

 

気持ちのコントロールができるようになった

 心の動きを言葉に書き留めるようにしていると、心の動きを客観視できるようになります。あ、今わたしは嬉しい、と思ったらなんで嬉しいと思ったのかなと。普通に考えたら面倒くさい人ですね。でも、こういうときに嬉しく思う、こういうときに悲しく思う、ということが一つ一つ積み重なっていくと、人生の深みが増していくと思いますし、周りの人がいろんな感情を持った時にアドバイスもできると思います。なによりも、自分自身をよく知ることができるので気持ちのコントロールができるようになります。

 

突然の挨拶ができるようになった

 先日ある会合で突然挨拶を頼まれました。普通であれば「いや、私じゃなくて別の方のほうが」とあたふたした結果、「えー」「あー」が半分を占めるなんとも無難な挨拶で終わったでしょう。しかし、ブログを毎日自分の言葉で書いていますから、調べたことや今まで経験したことも文章として身についています。なので、急な挨拶でも、たどたどしくも内容のある挨拶をすることができました。

  

文章を書くこと

 小さいころ、日記を書けかけと言われていた意味がこの歳になってやっとわかったような気がします。自分を最もよく知る人は自分でありたい。だから自分を言葉で表現していくことはとても大事なんだなと思うわけです。