考えるタネと物のミカタ

大事な自分の道具。自分を表現する身の回りと考え方を磨こう。

皇太子殿下も登った沼津アルプス徳倉山(象山)へ登ろう

 今日は午前中から静岡県沼津市にある沼津アルプスに行ってきた。寒さを少しのところで留めおいて、乾いた空気に陽向が気持ちがいい。日常の穢を落としに緑と土と空気に囲まれるのはとてもいい。こんなに気持ちのいい呼吸はいつぶりだろう。沼津アルプスといっても登ったのは徳倉山。その形状から通称象山という。沼津側からみて左に鼻を地面につけて伏せている象に見える。

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出典:イシバシプラザ

 

皇族と沼津

 ここ徳倉山山頂は昨年2014年2月13日に皇太子殿下が「登山道も変化に富んでいて、高い山とは違ったおもしろさがあると感じました」といらっしゃった。ここ沼津には、大正天皇が皇太子の当時の静養地とした御用邸があった。今は一般公開されている。また、皇族方の多くが学ばれる学習院の遊泳場があり、伝統行事「沼津臨海学校」が行われる。敬宮愛子内親王殿下が学習院初等科の卒業記念文集で「大きな力を与えてくれた沼津の海」と題した作文を寄せている。

 

徳倉山を香貫台登山口から登る

 日本人として体験しなければならない経験、見ておかなければいけない景観、感じる土、空気がここにはあると思う。いま、沼津アルプスは非常に人気だ。朝早くから一山登っただけでも、カップルや夫婦、お歳を召した方のグループと多くの人とすれ違った。すれ違うたび「こんにちは」と気持ちが良い。

 山の土は柔らかい。その上に落ち葉が敷き詰められていて、歩に合わせて落ちた小枝がぽきぽきと鳴る。程よく茂った緑の間から陽が差し込む。

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 山肌から水がちょろちょろと流れ出ている。のぼりはとても急だ。息があがる。立ち止まって水を飲み深呼吸をすると身体が軽くなる。また歩を進めるを繰り返す。山道の先から陽が大きな範囲で差し込んでいる。もうすこしで山頂だと思うとまだ先がある。石と岩でできたさらに急な上り坂が続く。その先に土色に変わった短い草に覆われた広場があった。山頂だ。朝の富士は雲に隠れることなく顔をみせてくれる。手前の木に覆われて見えづらいが左下に広がる駿河湾がのぞいている。

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 自然にかこまれたこの地にまちは自然にできあがったのだろう。住みやすいのだろう。他の登山客が反対側から登ってきた。二三言葉を交わして下山に入る。

 所々で登ってくる人とすれ違いながら下山する。半ば折りた辺りころか。竿屋の車から流れる売り文句が聞こえてきた。この辺りが山と街の境なんだろう。しばらくいくとアスファルトが見えてきた。土から灰色のアスファルトへと足を載せ替えて、街への帰ってきた。