着の身着のまま出かけられるほど短くはないし、かといって大きなトランクケースにあれやこれやを詰め込んで気負っていく長旅でもない。1泊だと、今日も明日も家にいるから旅行とはいえないが、2泊だと丸々一日旅先に滞在することができるからようやく旅らしくなる。仕事の出張でも、友達同士の旅行でも、一人の気分転換でも2泊3日の旅は少し気分を非日常へと連れて行ってくれる。
そこで、2泊3日の小旅行をちょっとだけ快適にすごす持ち物を3つに絞って選んでみた。普段は持たないけれど旅行だからこそ持って行きたいものである。
1.小さいキャリーケースに手持ちカバン
どんなに荷物が少なくても、旅先で出歩くには手持ちのカバンが必要だ。だけど着替えやらを少し大きめの肩掛けカバンに入れて持っていくのでは、旅先でも邪魔だし、重くなる。だから、着替え類は小さいキャリーケースに入れて、それでいつもの手持ちかばんを持っていくのがベスト。キャリーケースの上にカバンを載せて移動もできるので楽だ。旅先で購入したものや、仕事だったらもらった資料なんかもキャリーケースに入れて持ち運べるから、気持ちの上でも楽になれるのである。
2.薄い文庫本
レジャーでも仕事でも、移動時間や寝る前のちょっとした時間も充実させたい。薄い文庫本は、軽い割に詰まっているものはとても大きい。その行く土地にちなんだものがいいし、ふと自分を振り返ることのできるものでもいい。これらの本は、エンターテインメントではなくて、読む時々で身に入ってくる事柄が違うので何度読んでもいいと思っている。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
- 作者: パウロコエーリョ,Paulo Coelho,山川紘矢,山川亜希子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/02
- メディア: ペーパーバック
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3.マイ歯ブラシ
違うエントリーで「マイ箸」について書いた。
マイ歯ブラシを持っていく理由も同じようなものだ。自分のもので自分を綺麗にする、磨くことが私は大事だと思っている。もちろんホテルに備え付けのもので事は足りるのだが、自分のものであると落ち着く。心の拠り所といったら大げさだが、旅の友は多いほうがいい。