般若心経が好きだ、と言われると皆さんはどう思われますか。
その昔、私あまりにも好きになってしまいまして、般若心経に関する本を購入したらCDがついていました。
未だによくわからないのが
「木魚入り」と「木魚無し」
が収録されてあって、使いみちがよくわからないんです。好みの問題なのか、それとも「木魚無し」は木魚の練習用いわゆる、「モクカラ」みたいなものなのかは不明です。このCDをいつのタイミングで聞くかが問題で、電車通勤もしませんし、家に帰ったら本を読んで寝たいので、結局車のオーディオで聞くことにしました。通勤中やその他の移動中に、音量ガンガンで般若心経です。たしかに木魚ありのほうが、リズム感がでます。ウーハーを積んでたらもっとグルーヴィになるのかも。
般若心経の聞き方
ところで、私の住んでいる地域は車社会なので、夜の食事やアルコール入る時も車で行ったりします。ある日仲間で夜遅くまで呑んで、そろそろ帰ろうとお会計をお願いして、代行もお願いしました。代行さんは一旦お店によって、鍵を預かって駐車場まで車を取りにに行ってくれます。さて、お会計も済んで、しばらくすると車を取りにいった代行さんが戻って来ました。「じゃ、お先ですぅ」なんて言いながら停車している車に乗り込んで酔いが冷めました。車のスピーカーから流れていたのは、大音量の「般若心経:木魚なし」。急に曲(般若心経は曲なのか)を変えるのもなんか負けた気がするので「般若心経」はそのままに、「般若心経っていいですよねぇ」と全く弾まない会話をして帰りました。
般若心経とのふれあい方
さて、般若心経は多くの宗派で用いられています。心経すなわち「心の教え」ですから、何かに行き詰まった時や、心が苦しくなった時の考え方の一つとして般若心経を用いてみてはいかがでしょう。キリスト教のバイブルと違って、文字を見て唱えて直ぐに分かる内容のものでもないので、声に出して読んだり、写経をしてみたり、何度も触れてみることで何となく分かってくればそれでいいと思います。さぁ、般若心経の世界へ。
すみません勝手にご紹介
写経セット
サンスクリット語で般若心経
チベットの般若心経
韓国語で般若心経