考えるタネと物のミカタ

たくさんの物の見方から、考えるタネが生まれて

手の湿疹(たぶん掌蹠膿疱症)が始まってしまった話

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昨年の12月の初旬、いつものように、左中指側面に水泡出現した。これは年に2回くらい出てきていたもので、いつものように潰して、特に気にすることもなかった。汗疱だろうと。

12月中頃、右手にも水泡が出現した。

 

12月下旬 左手の水泡を潰した箇所の状態が悪化してきた。どうも様子がおかしいな、とネットで調べはじめる。汗疱か、掌蹠膿疱症か。昔買った汗疱の薬は効かなかった。ということは掌蹠膿疱症か。とにかく辛いのでネットで調べてみて、ビオチン療法というものを知った。もう年末だったがAmazonで注文をしておく。ビオチンとビタミン剤は海外からの到着なので暫く時間がかかりそうだ。

 

1月3日 それでもどうにも手の状態が悪いので、大敵の乾燥対策として、アベンヌのコールドクリームと馬油購入。馬油はそうでもないけれど、アベンヌのコールドクリームは手への染み込み具合といい、その後のべたつかなさといい、ものすごく良かった。これはオススメ。

アベンヌ 薬用ハンドクリーム 102g

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1月11日 綿の手袋を100円ショップで購入。108円で2組はいっている。この綿の手袋の上に以前にもらったこの手袋をはめる。

これよりも少し安い無地のシリーズもあるのだが、このピタクロタッチプリントの方が綿手袋の上からはめやすい素材だ。しかも、親指、人差し指だけでなく、中指もスマホ対応となっているから、ノートパソコンのトラックパッドにもいい。無地のピタクロシリーズは中指はスマホ対応になっていないから注意。

 

1月12日 この症状になってからはじめて皮膚科受診するも、診察もそこそこにデルモベートと飲み薬だけ処方される。だからもうこの病院にはいかないと決める。


1月19日 ビオチン到着。これで、ビオチン療法に必要な素材が揃う。ビオチン1粒
・ミヤリサン4粒・ビタミンC1粒を1日3回服用することを続けることにする。

 

2月1日 アロエクリーム、白色ワセリン購入。この2週間はいろんなクリームを試す。ワセリンもなんか痒くなる。不純物が多いのか?

 

1月中頃から2月中頃まで左手中心にあれてきたものが、右手にも現れ、
手のひらそして、足の裏にも出現。私自身で、掌蹠膿疱症と断定。
日中はほぼずっと手袋しっぱなし。対お客さんでも湿疹がひどくて、と言っている。他に疑うこととと行ったら、金属アレルギーとタバコしかない。以前ベルトのバックルが原因でお腹の皮膚がやられてしまったから何かしら金属が悪さをすることはわかっている。

 

2月17日 今度は以前と別の皮膚科受診する。デルモベートとプロペトの混合薬を処方される。これ以降この薬のみ。薬をつけない時は、アベンヌ。この時が最大の荒れ具合。金属アレルギーのパッチテスト申込んだ。

 

2月20日 金属アレルギーの結果を待ってからにすればよいのだが、いてもたってもいられず、歯科にて口内金属除去の申込をする。

 

2月22日 パッチテスト初日。パッチをはられておしまい。

 

金属アレルギーを疑うともう大変。周りの金属という金属を疑うようになってしまう。Macbook airとiPhoneも疑ってしまい、これらを注文。

 

パワーサポート リストラグセット for MacBook Air 11インチ(Late 2010) PWR-71

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どちらも正直買ってよかった。金属アレルギーを疑ってしまうことのほうがストレスだし、とくにリストラグはmacbookのメタル感を程よく消してくれて安心する。

 

2月24日
パッチをはずす。ニッケルに反応しているらしい。ネットで納豆がニッケルを多く含んでいることを知る。私はあまりにも納豆が好きで、パックを開けてそのまま食べるくらいで、ほぼ毎日食べていた。この日以降、脱納豆している。

 

2月25日 パッチをはずして翌日のチェック。

 

2月29日 パッチテストの結果発表。ニッケルとインジウムにのアレルギーに確定しました。歯科金属アレルギー濃厚ですよね。

 

3月1日 歯科金属除去開始。金額が高くて痛い。。。なんで保険適用でないのかが不思議なくらいだ。左上部金属クラウンとったら、クラウンを被せてあっ歯が虫歯で穴だらけになってた。先生「よくいたくなかったね」と。高額だけど、とってよかった。

 

3月2日 手の調子がいいとおもって、なまけてたら、水泡再度出現。歯がしみる。

 

3月3日から仕事で海外渡航。この間、手のケアがおろそかになって、水泡出現。

 

3月11日 指先の皮膚に亀裂が入り、恐ろしく痛くなる。

 

3月29日 また水泡がひどくなってきた。手の状態はいままで一番わるい。もう、病院でもらったプロペト+デルモベートもなくなってしまっていたので、暫くツバキオイルと白色ワセリンで過ごしていた。結構調子が良かった。

 

4月18日 右胸に痛みを覚える。掌蹠膿疱症の患者が多く併発する痛みか・・・

 

4月19日 全然手の湿疹が良くならないので再度皮膚科受診してプロペト+デルモベートを処方してもらう。「生検」を進められる。これによって掌蹠膿疱症かどうかを正式に判定できるらしい。

 

4月25日 右胸の痛みが収まらないので病院へ。一通りレントゲン等を撮ったが何処にも以上はなく、結局掌蹠膿疱症治療を進めて、皮膚科の先生とリウマチの先生と連携を取るようにしてください。とのこと。

 

5月6日 ここ2週間くらい皮膚の水泡もなく、手袋もすることなく平穏に過ごしていたが、ついに水泡が出現。

 

現在も手に湿疹を持ちながら生活している。何十年とキャリアの方がいる一方で、新しくこの病気を発症する方も多いと聞きます。先人の多くの知恵を拝借しながら、この病気との共生、治癒を考えて行きたいと思います。