以前ブックカバーについて書きました。書店でもらう紙のブックカバーとか、一般に売っているカバーは、縦幅が合っていなくて少しはみ出るところがとても嫌だと。
がしかし、じゃあもういその事カバーそのものがいらないんじゃないかと思いまして。
おそらくこの本とは一生の付き合いになるんじゃないか、という本だったらどんなに汚くなったってむき出しの付き合いをした方がいい。一生の付き合いと思えない本はダメだ。いつかお嫁に出すかもしれないし、その時は綺麗な状態で行ってもらいたい。
ということで、何回も読み返して、もし旅行につれていくならこの本、一生の付き合いになるだろうと思えるパウロ・コエーリョの「アルケミスト」についてはカバーをはずしました。そして以前、トラベラーズノートのダイアリー発売に併せて発行されるフリーペーパー「トラベラーズタイムス」をちらっと店頭で見た時に載っていた「文庫本に留め紐シール」スタイルをやってみることにしました。
風情があっていいじゃないですか。旅のおともに、人生のおともに。もっともっと愛着のある本となりました。